軽量ママチャリの代表格といえば、
なんといってもアルミーユです。
ベルト or チェーン
乗り心地はチェーンのほうが良いです。
ただし、チェーンだとたまに注油しなければいけません。
注油は室内保管で、雨の日に乗らないなら、
3~4ヶ月に1回程度。
雨ざらしで保管してたり、雨の日にも乗るなら、
できることなら、雨のたびにメンテナンスするべきですが、
少なくても半月~1ヶ月に1回程度は必要になるでしょう。
注油を怠ると、乗り味が悪くなったり、
部品が削れていって、チェーンが外れやすくなったり、
チェーンが錆びてきてしまいます。
たまに街中で、漕ぐたびにガシャンガシャンと
音を鳴らしてる自転車を見ますが、注油してあげたくなります。
注油するためチェーンには油が付いてるので、
チェーンが外れた時には、手が油で汚れてしまいます。
ベルトはメンテナンスフリーなので、
そういった煩わしさはありませんが、
その分、価格は高くなります。
「注油くらい自分でする」という方はチェーンを。
できる限り手を掛けたくない人は、ベルトが適してるでしょう。
点灯虫 or ダイナモランプ
点灯虫は暗くなると、自動でライトが点灯するLEDオートライトです。
ライトが点いてない時でも、ホイールに微妙な回転抵抗があります。
価格も高くなります。
一方、ダイナモランプはタイヤの側面の摩擦でライトを点けます。
ライトが点いてない時は、回転抵抗が全くないですが、
ライトを点けると走りが非常に重くなります。
なので、明るい昼間しか走らない人はダイナモランプ。
暗がりも走る人には点灯虫がオススメです。
26インチ or 24インチ
乗車可能最低身長は
- 26インチが139cm
- 24インチが135cm
あまり変わりませんね。
26インチのほうが、一漕ぎで進む距離が長いので楽です。
24インチはスピードが出ませんが、小回りが利きます。
お子さんやご老人の場合は、24インチのほうが適してる場合がありますが、
基本は26インチで問題無いと思います。
内装3段変速 or シングル
シングルとは変速無しの事なので、
平坦も上り坂も下り坂も、いつだって同じギアで走ることになります。
平坦では必要以上にスピードが出にくいので、安全ではあります。
下り坂ではすぐに空転してしまって、加速がほとんどできません。
ギア比は軽めになってる場合が多いので、
上り坂では軽い傾斜なら問題無く漕いでいけますが、
急坂になると歩いて押す機会が増えます。
三段変速だと重いギアと軽いギアがあるので、
対応できる状況が格段に増えます。
自分で後輪を外してメンテナンスを行う場合は、
シングルのほうが楽ですね。
価格はシングルのほうが安くなります。
でも、特別にシングルに乗りたい人以外は、
3段変速のほうが、万人向けと言えるでしょう。
アルミーユのスペック(ベルト、点灯虫、26インチ、3段変速のモデルの場合)
フレーム アルミフレーム ブレーキ・フロント ツーピボットキャリパーブレーキ ブレーキ・リア フィン付きローラーブレーキ ハンドルバー アルミ セミアップハンドル ハンドルグリップ コンフォートグリップ サドル ふっかふかサドル シートポスト アルミ シート止め 回止めALクランプ 回転式SUSロングシートピン 変速 内装3段シマノグリップシフト ギアクランク アルミ 駆動 カーボンベルトドライブ ペダル 樹脂ペダル リム アルミリム スポーク ステンレススポーク タイヤ 26×1-3/8 タフロードチューブガードタイヤ チューブ スーパーチューブ リアキャリヤ アルミキャリヤ(クラス18) ドロヨケ アルミ塗装ドロヨケ チェーンケース 半面ケース 鉄 スタンド アルミ両立スタンド ランプ・フロント ワイドコンパクト点灯虫 ベル アルミベル バスケット 樹脂ドレスラウンドバスケット 錠前 BSロック8 ドレスガード 標準装備(樹脂) クラス27キャリヤ 装着不可 重量 16.9kg
キャリパーブレーキがツーピボットだったり、
ローラーブレーキがフィン付きだったり、
タイヤやチューブも高級グレードだったりと、
質の良いパーツで作っていて好感触です。
アルミーユの特徴
アルミーユと言うくらいだからアルミパーツが多い
- フレーム
- ハンドルバー
- シートポスト
- シートクランプ
- リム
- ギアクランク
- リアキャリア
- ドロヨケ
- 両立スタンド
- ベル
アルミは軽量で錆びにくいので、
10万円未満の自転車では、最も重要な素材になりますから、
これだけふんだんに使ってるのは最大の売りです。
ママチャリとは思えない軽さ
このモデルの場合は、なんと16.9kgになります。
リアキャリアや両立スタンドなど、フル装備で16kg台は驚きです。
女性はもちろん、全ての自転車乗りにとって、
自転車は軽いほうがいいですからね。
デメリット
欠点を見つけることが難しいアルミーユでも、
唯一足りないことがあります。
27インチが無い
26インチまでだと、身長175cm以上の方にとっては不向きですね。
スポーツ車と違って、ママチャリは基本的にフレームサイズを選べないので、
タイヤサイズで選ぶことになります。
シートポストを規定限界まで長くしても、
高身長の方にとっては、膝が少し窮屈になるかもしれません。
それでも、近場をゆっくり走る程度には問題ありませんが、
長距離を頻繁に走る人にとっては、
膝が痛くなる可能性があります。
ブリヂストンサイクルはアルミーユのターゲット層を、
女性、特に主婦に置いてるように思います。
でも、これほど優秀な自転車なら男性にとっても乗りやすいので、
高身長向けに、アルミーユにも27インチを出して欲しいです。
「自転車 アルミーユ(ブリヂストン)のレビュー」のまとめ
文句無しの自転車です。
身長175cm以下の方にとっては、これ以上無いほど、
総合点の高さを誇るアルミーユ。
最強ママチャリ候補と言っても過言ではないでしょう。
価格:52,099円 |