アイリスオーヤマの4KテレビLUCAシリーズを、
しばらく使ってみた結果、
おすすめの設定を紹介していきます。
- LT-65A620 4K対応テレビ 65V型
- LT-55A620 4K対応テレビ 55V型
- LT-49A620 4K対応テレビ 49V型
- LT-43A620 4K対応テレビ 43V型
これらの機種を想定していますが、
他のLUCAシリーズでも似たような設定があるかもしれません。
LUCAシリーズのレビューについてはこちらから。
アイリスオーヤマの4K対応テレビLUCAシリーズのレビュー
映像設定
「メニュー」→「映像設定」画質動作選択
- 自動
- 鮮やか
- 標準
- 居間
- 映画
- 映画プロ
- おこのみ
プリセットをそのまま使う場合は好きなのでいいですが、
調整しながら使う場合は「おこのみ」に。
ここでは「おこのみ」に設定します。
テレビは全てのメーカーが輝度を高く設定しすぎています。
輝度が高いと映像が鮮やかに見えるので、
画質が良いと勘違いするからです。
でも、輝度が高いと目が疲れます。
視力にも影響するかもしれません。
よくテレビやモニターなどの評価で、
最大輝度が大事だと言う人がいますが、
テレビが持つ最大輝度で映像を見続けることは困難です。
輝度を下げて使うと目に優しくなります。
画面の明るさ
- 0~100
最も重要な項目です。
まず「0」にして5分くらい見ましょう。
最初は明るい輝度に慣れてるから暗く感じますが、
そのうち慣れた時に、違和感が無かったら「0」でOKです。
うちでは「0」にしています。
それでも暗いなと感じたら少しずつ上げていって、
「3」「5」「10」などを試してみます。
暗くて見てられないと感じない程度で、
低めの数字にするといいです。
ちなみに輝度を下げると消費電力が下がります。
テレビはずっと付けてることが多いですから、
意外と消費電力が大事だったりします。
LEDバックライトの寿命も延びます。
目にも優しいです。
明るさは低いほうから調整すると、
様々なメリットがあります。
周囲の明るさ
- 0~100
明暗の差の設定です。
「50」で問題ありません。
好みがあれば調整しましょう。
暗部調整
- 0~100
暗部を暗くするか、明るくするかの設定です。
「50」で問題ありませんが、
輝度を下げてるので暗いと感じたら、
+方面に調整するといいです。
色の濃淡
- 0~100
画面全体が薄くなるか、濃くなるかの設定です。
どっちに偏っても見にくくなるので、
「50」で問題ありません。
好みがあれば調整しましょう。
色あい
- -50~+50
これも偏ると色がおかしくなるので、
「0」で問題ありません。
輪郭強調
- 0~100
輪郭がぼやけるか、くっきりシャープにするかの設定です。
これも偏るとよくないので、
「50」で問題ありません。
好みがあれば調整しましょう。
色温度
- 高
- 中
- 低
「高」にすると青みがかった色に、
「低」にすると赤みがかった色になります。
「高」はブルーライトのデメリットが大きいので、
やめたほうが無難です。
色を正確に表現した画面を見たいなら「中」にします。
これが最も自然な色になります。
「低」にするメリットはブルーライトの低下です。
「低」にするデメリットは、
画面が赤みがかった感じになることです。
「低」をしばらく見てから「中」にすると、
画質がクリアになった気がします。
「中」か「低」かをお好みで選ぶといいです。
「高」はブルーライトが強くなるので推奨しません。
動的コントラスト
- オン
- オフ
「オン」にします。
コントラストが増してメリハリがつきます。
ノイズ低減
- 自動
- 強
- 中
- 弱
- オフ
ノイズとは映像の乱れのことです。
「自動」に設定します。
MPEGノイズ低減
- 強
- 中
- 弱
- オフ
レコーダーで録画時のノイズに関する設定です。
レコーダーを使ってなかったら何も関係ありません。
「弱」にしておきます。
高度な設定
- 入
- 切
「入」にすると次の「詳細設定」が選べます。
「切」にすると「詳細設定」が選べなくなります。
例え「入」にしても「詳細設定」の中で、
特別、変更したい項目はないので、
どちらでも構いません。
シネマ設定
- オン
- オフ
映画をよりリアルに見るために、
「オン」に設定します。
画面の設定
画面サイズ切替
- 自動
- フル
- ジャスト
- ノーマル
- ズーム
- サイドカットフル
- サイドカットジャスト
- サイドカットズーム
画面の表示のされ方の設定ですが、
「自動」が最も効率良く大画面を活かせます。
オーバースキャン
- オン
- オフ
「オン」に設定します。
「オフ」にすると見えない部分が出てきてしまいます。
両横ノイズカット
- 標準
- 小
「標準」に設定します。
「小」にすると左右が少し見えなくなります。
垂直位置/大きさ
「画面サイズ切替」を「自動」にしてるため、
この項目は選択できません。
4:3映像設定
- ノーマル
- ジャスト
4:3時代の古い映像ソースやゲーム機などを、
接続した時の設定です。
「ジャスト」に設定します。
音声設定
「メニュー」→「音声設定」音声調整
- 標準
- 音楽
- 会話
- おこのみ
プリセットがいくつかありますが、
自分で調整するために「おこのみ」に設定します。
低音
- -15~+15
低音を弱めにするか、強めにするかの設定です。
最大の「+15」に設定します。
そんな極端に?と思うかもしれませんが、
本来はサブウーファーという低音担当のスピーカーがあります。
オーディオの世界では当たり前のサブウーファーも、
さすがにテレビには付いていません。
そのサブウーファーの分の低音が足りません。
そのため、テレビは高音だけのシャリシャリした音になりがちです。
そこで低音を強調することで、
厚みのあるサウンドを鳴らすことができます。
高音
- -15~+15
こちらは「0」のままにします。
イコライザー
- -6~+6
全て「0」のまま変更しません。
バランス
- L15~R15
左右バランスが同じ「0」に設定します。
テレビを見るために座る位置は真正面にしましょう。
音場の中心にいることが大事です。
サラウンド
- オン
- オフ
「オン」に設定します。
サラウンドと言っても5.1chスピーカーを置いた場合とは違い、
サラウンドに聞こえるようにバーチャル3Dになります。
あまり期待していなかった機能ですが、
「低音+15」と「サラウンド・オン」にすることで、
思った以上に奥行きのあるサウンドが出て、
アイリスオーヤマのテレビは音質が見違えるほど良くなります。
ヘッドホン音量
- 0~100
ヘッドホンを繋いだ時の音量です。
爆音になると耳に悪いので、
「5」でも「10」でも低めの数字を設定しておいて、
上げながら調整するといいです。
ヘッドホンを使わないなら関係ありません。
音量自動調整
- オン
- オフ
音楽を聴くだけなら「オン」でもいいですが、
テレビは様々な音を聴くので「オフ」にします。
入力音量補正
- -6~+6
テレビを見るだけなら「0」のままで問題ありません。
何か機器を繋いだ時に音量があまりにも大きかったり、
逆に小さかったら調整します。
デジタル音声出力
- 自動
- PCM
- ビットストリーム
テレビの音声を外部機器に流す場合の設定です。
「PCM」だと音声を圧縮しないので高音質。
「ビットストリーム」だとサラウンドが使えます。
「自動」だと音質やサラウンドを、
最も効率良く転送してくれます。
音声同時出力
- する
- しない
通常は「しない」に設定します。
通信設定
通信設定は各自のプロバイダーなど、
契約先、契約内容によって違います。
タイマー設定
「メニュー」→「タイマー設定」無操作電源オフ
- 入
- 切
リモコンに触ってないだけで、
勝手にテレビが電源オフになると困るので「切」に設定します。
無信号電源オフ
- 入
- 切
映像信号が来てないのにテレビが付いていても無駄なので、
「入」に設定して省エネにします。
機器設定
「メニュー」→「機器設定」録画設定
自動録画
- オン
- オフ
毎週、同じ番組を録画し続けるなら「オン」
1回1回設定するなら「オフ」にします。
録画ボタン設定
- 番組終了
- 3時間録画
リモコンの「録画」を押した時に、
録画を終了するタイミングを設定します。
通常は「番組終了」まででいいと思います。
オートチャプター
- オン
- オフ
録画一覧画面での表示です。
必要であれば「オン」、必要なければ「オフ」にします。
USB HDD待機
- オン
- オフ
繋いでるHDDがずっと稼働してるので、
HDDの負担、発熱、消費電力が掛かってしまいます。
省エネの観点からも「オン」にします。
表示の設定
タイトル表示
- オン
- オフ
「オン」にすることで、
チャンネルを変えた時に役立ちます。
時計表示
- オン
- オフ
「オン」にすると画面左下に、
時計が常時表示されます。
HDMI設定
HDMI連動
- オン
- オフ
以下の機能を使うなら「オン」
使わないなら「オフ」に設定します。
電源入連動
- オン
- オフ
「オン」にすることでHDMI機器の電源が、
勝手に入ってくれるので、
二度押しの手間が掛かりません。
接続してるHDMI機器を毎回使う場合は「オン」にしましょう。
例えば4Kチューナー、4Kレコーダーなどを通してる場合。
電源切連動
- オン
- オフ
基本的にテレビに繋いでる機器は、
テレビを切ったら使わないと思うので、
「オン」にしとくと、電源を一緒に切ってくれます。
例えばゲーム機など。
設置設定
高速起動
- 入
- 切
「入」にすると電源を入れた時に起動が速くなります。
一見良さそうですが、キャッシュを使ってずっと待ってるはずなので、
消費電力などを考えても「切」がおすすめです。
少しくらい待ちましょう。