通勤・通学・街乗り用のおすすめクロスバイクはMIYATA EXクロスDisc

コロナの感染源として
飲食店がやり玉に上げられてるが
電車内も感染場所になってると思われる。

そこで通勤・通学に自転車を使う人が増えている。
運動にもなるため、不健康な生活だった人は
そっちの目的でも需要が高いようだ。

世界に目を向けると
コロナ対策として自転車に補助金が出た国もあり
欧米で自転車が爆売れ中。

自転車パーツの品切れが相次いでいたり
販売価格を上げるメーカーも出てきてる。

今、需要の高い自転車の中でも
通勤・通学の用途や
買い物なども含めた街乗り用として
最適な自転車を選定していく。

通勤・通学・街乗り用自転車に必要な機能

LEDオートライト

暗くなってきたらライトを点灯する事が
道交法により定められている。
違反すれば5万円以下の罰金。

クロスバイクにはライトが付いてないケースもある。

しかし、ライトが無いと夕方以降は走れないため
別途購入して付ける必要がある。

その時に買うライトは充電式か乾電池式。
充電式は事前に準備しておかないといけない。
乾電池式は重いのと、交換が必要。

大抵はライトをハンドルバーなどに装着するのだが
そのまま駐輪しておくと、盗難の被害に遭うため
駐輪したらライトも持ち運ぶことになる。

実に面倒臭い。

そこでおすすめとしては
LEDオートライトが付いてる自転車だ。

前輪が回転する力で発電して
勝手にライトが点くタイプ。

オートライトが出始めた頃は
漕ぐのが重くなっていたが
今では言われなきゃ分からないほど
抵抗が少なくなったので、街乗り用には問題無い。

乾電池の交換や、充電の必要がなく
盗難を気にする事もなくなる。

反射板(リフレクター)またはテールライト

道交法ではリアに反射板を設置するか
テールライトを付ける事も義務づけている。
どちらか片方でいい。

こちらもクロスバイクだと付属してない事が多い。
これまた余計な出費が増えるし
駐輪時にテールライトをそのままにしてると
盗難の被害に遭う心配が出てくる。

最初から反射板が付いてる自転車がいいだろう。

ベル

通行時に警笛を鳴らす道路標識があるため
車だけでなく、自転車にも音を鳴らす装置の設置が
道交法で定められている。

ベルもクロスバイクだと付いてない事がある。
その場合は購入しなければならない。

ちなみに相手に「どけ」と言う目的で
ベルを鳴らしてはいけない。

太いタイヤ

自転車でスピードを出すなら
抵抗の少ない細いタイヤになるが
パンクが増えてしまう。

時間の無い朝にパンクしたら遅刻してしまう。

レースに出たり、100km以上走るなら別だが
通勤・通学・街乗りで細いタイヤは不要。

ママチャリの標準的なタイヤ幅は1 3/8インチ。
1インチ+3/8インチになる。

これと同じ幅がクロスバイクだと35Cになる。
35mmなので表記が分かりやすい。

最低でもこの太さは必要だろう。
細いとパンクだけでなく
側溝などにハマって転倒することもある。

大抵の道路は35Cで安全に走れるようになっている。

だが、もうちょっと太いとパンクのリスクが減ったり
空気圧の管理が多少ルーズになっても問題無く
乗り心地も良くなる事から
太いタイヤをおすすめする。

38C~45Cくらいがいいだろう。

カセット

後輪のフリーホイールには2種類あり
ボスフリーとカセットがある。

フリーとはペダルを漕いでない時も
ホイールが回転する機構のこと。

ボスフリーを採用してるのは
ママチャリと安いクロスバイク。

カセットを採用してるのは
中級以上のクロスバイクになる。

簡単に見極める方法としてはリアの変速を見ると
7段以下がボスフリー
7段以上がカセット
7段は両方が混在する。

カセットのほうが耐久性が高いからおすすめ。

ボスフリーはハブシャフトが徐々に曲がっていったり
稀に折れるケースもあるため
長期間使うつもりなら、カセットのほうが安心。

チェーンケース

チェーンケースとはチェーンを覆ってるカバーの事。

クロスバイクには付いてない事が多いけど
チェーンには注油をする必要があるため
ズボンの裾などが触れると油汚れが付く。
日常使いするならチェーンケースは必須と言える。

それにチェーンケースが無い場合は
軽い雨が降っただけでもオイルが流れるため
注油をし直さないといけない。

スタンド

価格がある程度以上のスポーツ車になると
スタンドが付いてないことが普通だ。

スポーツ車は走るためのものであり
駐めることを想定していないから
余計な重量になるものは排除してる。

だが、通勤・通学・街乗り・買い物などでは
駐輪が必須なので
駐輪のたびに地面に倒すか
何かに立て掛けるくらいならスタンドが欲しい。

スタンドまで別途購入だと
金額がどんどん膨れ上がってしまうから
最初から付いてるタイプがおすすめ。

ドロヨケ

「雨の日は走らないからドロヨケは不要」
そう思ってる人でも日常使いにドロヨケは必要。

雨が降ってなくても水溜まりがあったり
ぬかるんだ泥の場所を通ることもある。
雨上がりだと路面がまだ濡れてる。

そういった時にドロヨケが無いと
背中が泥で茶色くなってしまう。

後ろを走ってる人に泥を掛けてる場合もある。
ドロヨケは自分や周りのために必要となる。

ちなみにシートポストに付けるような
簡易ドロヨケはNGとなる。

短いから飛んでくる泥を守りきれないし
構造的にも弱いため
特に前輪は何かの拍子で曲がって車輪に巻き込まれて
ロックが掛かって転倒する事故もある。

ママチャリタイプのドロヨケが安心。

フロントは変速無し

変速は前後のディレイラーが何段かによって決まる。
フロントが3段、リアが8段なら
3×8=24となり、24段変速になる。

山に行くなら多くの変速が必要になるが
街中の坂では不要だ。

フロントが2段や3段の場合でも
街乗りではフロントを固定したまま
リアだけを変速して使うことになる。

意味のないものにコストが掛かってるどころか
稼働パーツが増えれば増えるほど
何かとトラブルの元になる。

フロントは変速無しのシングルがおすすめ。

カギ

クロスバイクにはカギが付いてない事が多い。
するとカギを別途購入することになる。

・U字ロック
・チェーンロック
・ワイヤーロック
・ブレードロック
等を使うことになる。

毎回カギを取り出して掛けて
毎回カギを外して仕舞って
毎回カギの保管・管理をするとなると
結構な面倒臭さになる。

高級自転車でないならリング錠(馬蹄錠)が手軽だ。

安物のリング錠だとピッキングされたら
簡単に解錠されてしまうので
ピッキングが難しいディンプルキーにしたい。

ちなみにロックの仕方について
カギを回すタイプと
数字を設定するダイヤル式やボタン式があるけど
数字タイプは全通り試せば開くので
時間さえあれば解錠されてしまうため
カギ式がいいだろう。

BAA取得

BAAとは業界が定めた安全基準のこと。
自転車は故障が事故や大怪我に繋がってしまうため
安全確認の取れてるBAA付きは必須。

無名メーカーの激安自転車はBAAが無いため
命を預けたくない。

最重要はブレーキ

自転車を選ぶ際に見た目を重視する人が多い。
しかし、最重要パーツはブレーキだ。

命に関わることはもちろん
メンテナンス性にも大きく影響する。

これまで多くのクロスバイクには付属品が少なくて
追加パーツを購入する必要があるため
本体価格以上のコストになることを伝えてきた。

それなら最初から全部揃ってるママチャリこそ
街乗りにいいのかと思うけど
実はブレーキだけでママチャリは論外となる。

ママチャリの後輪ブレーキは
ハブブレーキと総称されていて
・ローラーブレーキ
・バンドブレーキ
・サーボブレーキ
等がある。

これらのハブブレーキの致命的な欠陥は
後輪のホイールを外す際に
ブレーキまで外さないといけない点。

例えば後輪がパンクしたり
何かメンテナンスが必要になった時に
クロスバイクなら後輪だけをパパッと外せばいいが
ママチャリはブレーキまで外す必要がある。

メンテが終わって後輪を戻したら
ブレーキを取り付ける必要がある。

ブレーキは握った感じや、効き具合が繊細で
一旦外したら全く同じ状態にはならないため
自分の好みに調整が必要になる。

握ってもあまり効かない状態だと危険だし
かといって固すぎると握りにくかったり
ブレーキレバーを触ってないのに
ブレーキが微妙に掛かってる状態になったりする。

この調整が面倒臭いため
パンク修理で自転車店に持って行くと
前輪は外して修理するけど
後輪は外さずに修理する。

なぜ令和になってもハブブレーキを使ってるのか
いかんとも理解しがたいが
一説によるとクロスバイクはメンテが簡単なので
大抵のホイール周りのメンテを自分でやるが
ママチャリも同じ構造にして自分で修理されたら
「自転車店が修理代で食っていけなくなるから」
とも言われてる。(本当かどうかは知らん)

最近のクロスバイクのブレーキは
油圧式ディスクブレーキが主流になりかけてるが
このタイプは制動力が最強で使いやすいけど
メンテ時に油圧の取り扱いが面倒になる。

それにママチャリしか置いてない自転車店だと
油圧式を触ったことがなくて
対応してくれないかもしれない。

よって、おすすめのブレーキは
・機械式ディスクブレーキ
・Vブレーキ
このどちらかになる。

これらはワイヤーを引っ張ってブレーキを掛けるため
ママチャリの前輪に付いてるような
キャリパーブレーキと似たような構造になる。

メンテがしやすいにも関わらず
ママチャリより制動力が高いブレーキだ。

ママチャリの前輪ブレーキとVブレーキは
リム部分を挟むことで減速するが
雨が降ると制動力が低下する。

ディスクブレーキは回転してるディスクローターを
挟むことで減速する。
自転車よりも車で実績のある方式で
雨の影響を受けにくく、強力で耐久性も高い。

機械式ディスクブレーキは性能と耐久性でリード。
調整は簡単、交換はちょっと面倒といった所。

Vブレーキは性能十分、構造が単純でメンテが楽
ブレーキシューの消耗が早いけど交換が簡単。
価格はディスクより安い。

自分でメンテするなら
このどちらかがいい。

パンク時に自転車店に修理を任せるとしても
サイクルベースあさひなら
自転車をそのまま持って行くより
パンクしたタイヤの付いてるホイールを外して
持って行ったほうが代金が安くなる。

ホイールを外したり、取り付けることに
工賃が発生するからだ。

ハブブレーキのママチャリだったら
ホイールを外して修理に持って行った場合に
後でブレーキの取り付けや調整を行うのは自分だ。

かと言って店に任せたら工賃が余計に掛かる。
大抵はママチャリの後輪は割高になる。

ディスクブレーキやVブレーキなら
メンテを面倒と思わなくなる。

ただし、ホイールの固定方法が
クイックリリースの場合に限っては
ディスクブレーキのパッドとの噛み合わせ調整で
いい位置にハマらなくて
少々面倒になることがある。

クイックリリースはレース中にパンクした時に
ホイールをパッと外して交換するためのもので
普段使いには必要無い。

それどころか、ホイールごと盗難リスクがあるため
前輪も後輪もロックを掛ける必要があったり
固定を少し弱めて外れやすくするイタズラもある。

普段使いではクイックリリースだと
デメリットが多いのでやめておこう。

通勤・通学・街乗り用で最強のクロスバイクはMIYATA EXクロスDisc

数々の条件を語ってきた。
クロスバイクは付属品が少なくて
ママチャリはブレーキが致命的。
何を買えばいいか迷うだろう。

しかし、これらの条件を全て達成する自転車が
世界に1つだけ存在する。

それが「MIYATA EXクロスDisc」だ。

ミヤタは日本最古の自転車メーカーで
現在は世界的メーカーのメリダ社の傘下。

EXクロスDiscはクロスバイクの性能と
ママチャリの機能性を持ち合わせていて
1台で使い勝手の良い自転車に仕上がっている。

普段使いだと前カゴも使うことになるだろうが
クロスバイクだと前カゴが付いてないか
あっても横長で縦に短く
ビジネスバックを入れるにはいいが
リュックなどが入らなかったりするけど
EXクロスDiscは縦にも横にも大きいカゴで隙がない。

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注意点

自転車は雨ざらしにしてるとサビるので
室内や物置など雨の当たらない場所で保管すると
断然長持ちする。

1~2ヶ月に1回は空気を入れる。
その時に空気圧を測れる空気入れで
適切に空気圧を管理したい。

チェーンには注油が必要。
ウェットタイプとドライタイプで注油間隔は変わる。

ウェットタイプは長持ちするけど汚れやすい。
ドライタイプは汚れにくいけど油ぎれしやすい。

ユーザーによって好き嫌いが分かれるけど
ドライタイプで空気圧と一緒に
メンテするのが個人的にはおすすめ。

クロスバイクは右足を後輪の上に回して跨ぐため
スカートには向かない事にも注意。