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自転車クオーツエクセルライト（ミヤタ）のレビュー

軽量ママチャリの世界では、
アルミーユの最大のライバルである、
ミヤタのクオーツエクセルライトです。

アルミーユと比較しながら、
見ていきたいと思います。

クオーツエクセルライトのスペック（26インチ、三段変速タイプの場合）

フレーム PFTフルアルミフレーム

ブレーキ・フロントデュアルピボットブレーキ

ブレーキ・リアローラーブレーキ

シフト段数 3段

タイヤ 26×1-3/8

スタンドテコ式アルミ両立スタンド

ライトウルトラレーザービーム

重量 17.3kg

適性身長 140cm～

サドルの高さ 74～88cm

ミヤタはブリヂストンなどと比べると、
詳細なスペックを公表していないので、
詳しく見たい人にとっては残念です。

クオーツエクセルライトとアルミーユのブレーキの違い

フロントはアルミーユと同じで、
デュアルピボットのキャリパーブレーキになります。

ママチャリのフロントブレーキは、
だいたい、安いママチャリにはシングルピボット、
高級なママチャリには、デュアルピボットが使われています。

リアもどちらもローラーブレーキですが、
アルミーユはフィン付きなので、
ブレーキを掛けた時に発生する熱を、
放出しやすいため、パーツの持ちが良くなります。

クオーツエクセルライトとアルミーユの重量の違い

アルミーユは色々なバリエーションがあるので、
クオーツエクセルライトに合わせて、
26インチ、三段変速、LEDオートライト、チェーン式で比べてみます。

クオーツエクセルライトは17.3kg
アルミーユは17.5kg

0.2kgの差になります。
ほぼ同じですね。

クオーツエクセルライトとアルミーユの価格の違い

これも、上記と同タイプでの比較では、
定価でクオーツエクセルライトが9000円ほど、
価格が高くなります。

アルミーユのほうが、定価は安いんですね。
意外な結果となりました。

クオーツエクセルライトとアルミーユのデザインの違い

両方とも、フレームの形や、
車体全体のフォルムは、
典型的なママチャリなので、
それほど大きく相違はありません。
しかし、カラーリングは大きく違います。

アルミーユは、ラベンダー、ベージュ、ブラック、
パールミント、ピンクゴールドと、
5種類のカラーリングあって、
どれも単色になっています。

対するクオーツエクセルライトは、
2種類しかありません。

シルバーの単色の他に、
アルミナスカイブルーという配色では、
水色のフレームに、シルバーのチェーンカバーで、
ツートンカラーになっています。

これらの中で、アルミナスカイブルーは、
一番オシャレな印象になっています。

クオーツエクセルライトのパーツの素材

ステンレスパーツ

回転レバーシートピン
カゴネジ小物
カゴブラケット
スタンドバネ
スポーク
ドロヨケステー
ハンドルステム（ポスト部）
リヤキャリヤ（足部）

アルミパーツ

フレーム
ギヤクランク
キャリパーブレーキ
シートポスト
スタンド
ドロヨケ
バスケットステー
ハンドル
ハンドルステム（ラグ部）
ブレーキレバー
リム
リヤキャリヤ

軽量化のために、アルミが多く使われていますが、
それ以外にも、ステンレスが多くて、
とてもサビに強い仕様となっています。

クオーツエクセルライトのメリット

なんと言っても、軽さが売りです。
アルミーユに、正面から対抗しにいってますが、
十分勝負できるだけの完成度を誇ります。

しかも、軽さは重量だけではありません。
ギア比もとても軽くなっています。

信号でストップアンドゴーを繰り返す街乗りでは、
こぎ出しがとても楽になります。
ただしその分、最高速は出にくくなっています。

クオーツエクセルライトのデメリット

タイヤサイズに27インチがありません。
26インチと、24インチになります。

アルミーユに27インチが無い分、
クオーツエクセルライトが、
27インチをラインナップに加えれば、
大きなストロングポイントになるんですけど、
どこまでも、アルミーユと同じような構成になっていますね。